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ダーマペンは自然治癒力を引き出し、美肌に近づける治療法です。セルフケアでは改善が難しいニキビ跡やクレーター、開き毛穴に効果が期待できます。しかし、ダーマペンは肌に穴を開けて治療をするため、施術後はダウンタイムがあります。施術後はどんな症状が出るのか、どのくらいの期間がかかるのか気になる方もいるでしょう。


この記事では、ダーマペンのダウンタイムや副作用について詳しく解説します。ダウンタイム中の過ごし方と注意点についても解説しますので、ダーマペンを検討する際の参考にしてください。

そもそもダーマペンとは?

日本人女性

ダーマペンは、日本の厚生労働省にあたるアメリカの「FDA(米国食品医薬品局)」の承認を取得している医療機器です。ここからは、ダーマペンに期待できる効果や、現在多くのクリニックで使われている「ダーマペン4」の特徴を解説します。

ダーマペンに期待できる効果

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ダーマペンに期待できる効果には、ニキビ跡や開き毛穴の改善などがあります。

ダーマペンの先端についた超極細針で皮膚の真皮を刺激すると、線維芽細胞が活性化されます。線維芽細胞が活性化すると、肌の弾力を保つ成分である「コラーゲン」や「エラスチン」が増幅します。その結果、肌が内側からふっくらと持ち上がり、ニキビ跡や開き毛穴が目立ちにくくなるのです。

また、ダーマペンで肌に穴を開けた後、肌表面に成長因子を塗って浸透させることで、さらに美肌に導くことも可能です。成長因子は、傷を回復させる過程で重要な役割を担うタンパク質の一種で、細胞増殖を促す働きがあります。成長因子を導入すると、コラーゲンの増殖が促され、ハリ・ツヤのある肌に近づけます。

ダーマペン4の特徴

  従来のダーマペン3 最新版のダーマペン4
針の数 12本 16本
1秒間に開ける穴の個数 1300個 1920個
針の最大深度 2.5㎜ 3.0㎜
1秒間の回転数 108回転 120回転
特徴 - オートマチックバイブレーション機能により痛みを軽減

ダーマペンは、Equipmed社が開発した医療機器です。現在、多くのクリニックでは最新版の「ダーマペン4」が使われています。ダーマペンの針は髪の毛よりも細いため、痛みが少なくダウンタイムが短いのが特徴です。

従来のダーマペンが12本だったのに対し、ダーマペン4は針の数が16本になりました。さらに、1秒間に開ける穴の数が1300個から1920個に増えています。これにより、施術時間が短縮され、患者様の負担が減りました。

また、針を刺す最大深度が従来の2.5mmから3.0mmになり、より美容成分を浸透させることが可能となりました。針の長さを0.1mm単位で変更できるため、肌の状態や悩みに合わせた細かい調節が可能です。

ダーマペン4の詳細・予約ページ

ダーマペンのダウンタイム中に現れる症状

落ち込む日本人女性

ダーマペンは肌に微小な穴を開けるため、施術後に副作用が現れることがあります。どのくらいの症状が出るかは、肌のコンディションや針を刺した深さによって異なります。ダーマペンのダウンタイム中に現れる症状について、経過とあわせて解説します。

内出血

ダーマペンは肌に針を刺すため、内出血を起こすことがあります。基本的に内出血は、施術後1~2週間以内に治まります。体温が上がり、血液の流れがよくなると症状を長引かせてしまうので注意しましょう。2週間を過ぎても内出血が続く場合は、医師に相談してください。

赤みと腫れ

施術直後から現れやすいのが、肌の赤みと腫れです。傷を治すために、肌の血流量が一時的に増えることによって起こります。

通常、赤みや腫れは数日以内に治まりますが、長引く場合はダーマペンの針で金属アレルギーを起こしている可能性があります。症状が長く続く場合は、早めに施術したクリニックを受診しましょう。

かゆみ

ダーマペン後、傷が治る過程でかゆみが生じることがあります。かゆみの主な原因は、施術後の炎症や肌のバリア機能低下によって乾燥が生じるためです。かゆいと感じても掻いたり擦ったりして刺激を与えないようにしましょう。かゆみは多くの場合、術後数日で治まります。

皮むけ

皮むけはダーマペンで開けた穴が治っていく過程で起こる症状です。多くは施術翌日~3日程度続き、1週間ほどで治まります。皮むけが起こっている時の皮膚は薄く敏感なので、無理に剥がさないようにしてください。無理に剥がすと出血が起こり、色素沈着が残る可能性があります。

ダーマペンのダウンタイムは何日間?

カレンダー

ダーマペンは肌に無数の細かい穴を開けるため、施術直後は赤みや腫れが出ます。ダウンタイムの期間は数日~1週間程度です。長くても2週間ほどで、症状が落ち着くでしょう。ダウンタイムの長さは、針を刺す深さによって異なります。

針の深度とダウンタイムの目安

針を刺す深さ おもな適応症例 ダウンタイムの目安
約0.2mm(表皮) ・美白
・シミ
・肝斑
・毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)
2~3日程度
~約2mm(真皮) ・ニキビ跡(クレーター)
・毛穴の開き
・肌のたるみ
・傷跡
2~3日程度
約2mm~(皮下組織) ・深い傷跡 4~7日程度

針が真皮まで到達すると、より高いエイジング効果が期待できます。しかし、針を深く刺すとダウンタイムが長引くため、針の深度は医師とよく相談して決めることが大切です。仕事の都合などでダウンタイムの長さが気になる方は、事前に相談してから施術を受けたほうがいいでしょう。

ダーマペンの後、仕事はいつからできる?

ダーマペンの後は、翌日からメイクと日焼止めの使用が可能です。ファンデーションでカバーすれば、外に出て仕事をしやすくなるでしょう。ただし、サービス業など人と接する機会の多い方は、ダウンタイム中の肌の赤みなどが気になるかもしれません。その場合は週末や連休前など、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。

ダウンタイム中の肌は非常にデリケートになっています。翌日からメイクはできますが、肌の負担を減らすために、ダウンタイム中は薄いメイクを心がけましょう。

ダーマペンのダウンタイム中の過ごし方・注意点

洗顔をする女性

ダーマペン後のダウンタイムを大幅に短くすることはできませんが、適切なケアをすることでダウンタイムを長引かせないようにすることは可能です。ここからは、ダウンタイム中の過ごし方について、注意すべきポイントを紹介します。

肌の負担にならないスキンケアを心がける

洗顔とスキンケアは、ダーマペンの施術翌日から可能です。刺激を避けるためにスキンケア用品はアルコール(エタノール)フリーの製品や敏感肌用の製品を使うようにしましょう。アルコールは、パッケージの全成分に「エタノール」と表記されています。もし、ダーマペン後のスキンケアにどんなものを使えばいいか不安な方は、クリニックに相談してみてください。

また、洗顔の時は擦らないように注意しましょう。施術で傷がついた肌はとても敏感です。この時皮膚を刺激すると、色素沈着を起こす可能性があります。たっぷりの泡で肌に直接触れないようにするのが、刺激をしないコツです。

入浴や運動、飲酒は控える

ダーマペンの施術当日は入浴できませんが、6~7時間後からシャワーは可能です。また、激しい運動やサウナ、飲酒はダウンタイムを長引かせないために控えましょう。血行がよくなり、炎症を悪化させる可能性があります。

紫外線対策を徹底する

施術当日は日焼け止めを使えないので、帽子やマスク、サングラスで対策しましょう。翌日からは日焼け止めを使うことができます。

また、日焼け止めには、肌の引き締めや殺菌を目的としたアルコール(エタノール)を含むものがあります。スキンケア用品と同様、アルコールフリーの製品や低刺激の製品を選ぶようにしましょう。少しの外出でも、日焼け止めをしっかり塗ることが大切です。

かゆみが出たら冷やす

施術後の肌は非常にデリケートな状態です。必要以上に触ったり、擦ったりすると炎症やかゆみを悪化させる可能性があります。かゆみがあるときは、冷やすと落ち着きやすくなります。気になる症状がある時は、医師に相談してみましょう。

ダーマペンとセルフダーマペンの違い

鏡を見る女性

最近では、自宅でダーマペンができる「セルフダーマペン」と呼ばれる製品が通販サイトなどで販売されています。セルフダーマペンは数千円から購入でき、通院の手間がないことから、検討されている方もいるでしょう。

しかし、セルフダーマペンと医療機関で扱うダーマペンは全くの別ものです。肌に針を刺すことは本来医療行為であり、十分な知識がないと危険を伴います。ここからは、セルフダーマペンがおすすめできない理由について紹介します。

正しく機器を使えない可能性がある

ダーマペンで施術する際は、針を垂直に刺すことが重要ですが、自分一人でおこなうのは難しいでしょう。針を垂直に刺せないと肌を傷つけるほか、仕上がりにムラが出る可能性があります。

また、ダーマペンは針で肌に穴を開けるため、感染症のリスクもあります。セルフダーマペンの場合、不適切な方法で針が保管されることも多いため、感染対策は不十分になりやすいです。

強い痛みが生じる場合がある

誤った角度で針を刺すと、強い痛みを生じることが多いです。痛みを我慢しながらダーマペンをおこなうことで、上手く機械を扱えず、きれいな仕上がりにならない場合もあります。

また、セルフダーマペンの中には、針が太かったり均一に出なかったりする製品もあります。適切な深度で針を刺さなければ、肌が傷つき、跡が残ってしまうこともあります

肌トラブルが悪化する恐れがある

肌にひどい炎症が起きていたり、膿んでいるニキビがあったりすると、ダーマペンの施術ができない場合があります。ダーマペンで炎症やニキビが悪化することがあるからです。医療機関では、トラブルのある部分を避けて施術するか、他の治療を検討します。しかし、自分で肌の状態を判断することは難しいでしょう。

品川美容外科ではダーマペンの施術が適しているか、医師が肌の状態を見て判断します。また、施術直後からダウンタイム中の過ごし方、アフターケアまで細かくアドバイスするので、適切な施術を受けることができます。

ダーマペンと組み合わせると効果的な施術

 

ポイントを伝える女性

さらなる美肌を目指すなら「ヴェルベットスキン」

ダーマペンは他の施術と組み合わせると、より効果的に美肌が目指せます。おすすめはダーマペン4とコラーゲンピールを組み合わせたメニュー「ヴェルベットスキン」です。ダーマペン4の施術後にコラーゲンピールを塗布するため、美容成分が肌内部まで浸透し、より高い美肌効果を期待できます。

コラーゲンピールは、美肌効果のある「トリクロロ酢酸」を豊富に含んだ薬剤です。真皮層に働きかけることで、コラーゲンの生成が促進され、肌のハリや弾力アップが期待できます。品川美容外科では、コラーゲンピール以外にもダーマペンと組み合わせると効果的なメニューを用意しております。

ヴェルベットスキンの詳細・予約ページ

お肌の再生を促すなら「美肌ホワイト」

美肌ホワイト美容成分とは、幹細胞培養上清液を使用したお肌のハリやツヤをアップさせるエイジングケアメニューです。
培養上清液には数百種類の成長因子(有効成分)が含まれており、導入塗布などを行うことで損傷した細胞の炎症を抑えながら術後の傷跡を綺麗にする効果若返り効果が期待できます。定期的なケアで「シミやシワができにくい肌」へと導きます。

美肌ホワイトの詳細・予約ページ

実際の症例写真

ダーマペン4 :

極細針で肌に微細な穴を形成し有効成分を浸透させる施術。
9,810円(税込10,800円)~33,000円(税込36,300円)
【副作用・リスク】ハレ/赤み:1週間位 通院:治療間隔3~4週間毎を推奨。
お問い合わせ(Tel: 0120-189-900)

ダーマペンに関するよくあるQ&A

カウンセリングする医師


ダーマペンに関してよくある質問にお答えします。

ダーマペンは何回やれば効果が出る?

回数は3~5回程度、施術間隔は3~4週間ごとをおすすめしています。肌のハリやキメなら、1回でも効果を感じられることがあります。

ダーマペンは痛い?

痛みの感じ方には個人差がありますが、チクチクと刺されている感覚を持つ方が多いです。品川美容外科では、麻酔クリームや笑気ガスで痛みを緩和してから施術ができますので、不安な方は事前にご相談ください。

ダーマペンの施術後に、白ニキビができたけど大丈夫?

ダーマペンのダウンタイム中に、白ニキビができることがあります。これは好転反応によるもので、過度に心配する必要はないでしょう。

白ニキビはダーマペンの施術後1~2日で出始めて、2週間以内には落ち着くことが多いです。白ニキビは、初めてダーマペンの施術をする方にできやすい傾向があり、施術の回数を重ねるたびにできにくくなります。白ニキビができても触らず、自然と落ち着くのを待ちましょう。

ダーマペンを受けた後に肌がザラザラするのは失敗?

ダーマペンの施術後数日間は、乾燥に伴い肌がザラザラすることがありますが、時間の経過とともに、自然に収まります。

肌のザラつきが数日間続いた後、場合によっては皮むけが起こります。多くの場合、ダーマペンの効果が感じられるのは、施術後1~2週間が経ってからです。ザラついている肌は、バリア機能が低下してデリケートな状態になっているので、触らないようにしましょう。

ダーマペンをするなら品川美容外科に相談しよう!

日本人女性

ダーマペンのダウンタイムは数日~1週間程度です。施術翌日からメイクができるため、ファンデーションでカバーすれば外に出る仕事も可能でしょう。ダウンタイムを長引かせないためには、体温を上げるような運動や飲酒、入浴は控えて、紫外線対策をしっかりおこなうことが重要です。

品川美容外科では施術前に無料カウンセリングをおこない、ダーマペンが適しているか医師が判断します。

ダーマペンが自分に合った施術なのか知りたい方や、ダーマペンをやってみたいけれど疑問や不安をお持ちの方は、ぜひ品川美容外科の無料カウンセリングで気軽にご相談ください

※自由診療のため保険が適用されません

文/品川美容スタッフ

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