ダーマペンでいちご鼻を治療したい！効果や鼻のみの治療できるか解説

いちご鼻ができる原因

毛穴の開きやいちご鼻の原因は、主に下記の3つが挙げられます。

• 皮脂の過剰分泌
• ターンオーバーの乱れ
• 紫外線    

古い角質がきちんと排出されていない場合や、紫外線対策を日頃からおこなっていない場合は、毛穴が詰まっていちご鼻になる可能性が高まります。自分のいちご鼻の状態や、生活習慣を見直し、どれが当てはまるか確認してみましょう。

皮脂の過剰分泌

必要以上に皮脂が分泌されると、毛穴に角栓が詰まり、酸化した部分が黒ずんで見えます。

毛穴から排出される皮脂は、肌の乾燥を防ぐために重要な役割を担っています。しかし過剰に皮脂が分泌されると、肌表面の汚れと混ざって毛穴に詰まり、角栓ができやすくなります。その結果、毛穴が押し広げられ、いちご鼻になってしまうのです。

皮脂の過剰分泌というと、脂性肌の方を想像するかもしれません。しかし、乾燥を防ぐために過剰に皮脂が出ているケースもあります。乾燥肌の方でも皮脂の過剰分泌が原因で、いちご鼻になる可能性があるのです。

いちご鼻が気になると、指や毛抜きで角栓を抜いたり、貼って剥がすタイプの毛穴パックを使用したりする方もいるでしょう。しかし、無理に角栓を引っ張ると毛穴が広がり、いちご鼻が悪化する可能性があります。角栓が目に見える状態であっても、無理に引き抜くのはおすすめしません。

ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーが乱れると、古い角質やメラニン色素が肌に蓄積し、毛穴が目立ちやすくなります。ターンオーバーとは、肌の細胞が生まれ変わるサイクルのことです。正常なターンオーバーであれば、角栓の汚れやメラニン色素は定期的に排出され、きれいな毛穴を保てます。しかし、ターンオーバーが乱れると、汚れやメラニン色素が排出されず、毛穴が目立つようになるのです。肌表面にごわついた感触がある場合は、メラニン色素が原因の可能性があります。

ターンオーバーが乱れる原因は、不規則な睡眠、バランスの悪い食事、ホルモンバランスの乱れなどです。ピーリングでターンオーバーを促す方法もありますが、市販のピーリング剤を高頻度で使用すと、肌が傷つく恐れがあります。肌がダメージを受けて敏感になる原因にもなるため、注意してください。

紫外線

紫外線を浴びると、メラニン色素が大量に生成されます。メラニン色素はターンオーバーで排出されますが、大量に作られると毛穴に色素が沈着し、黒ずんで見えるのです。

さらに、紫外線を大量に浴びると、コラーゲンやエラスチンの生成が遅れ、肌が乾燥しやすくなります。乾燥を防ぐために皮脂が過剰に分泌され、角栓ができやすくなるのです。詰まった角栓が毛穴を押し広げ、いちご鼻が目立ちやすくなる可能性もあります。

角栓が原因のいちご鼻よりも、紫外線が原因のいちご鼻のほうが、改善は難しい傾向にあります。メラニン色素を溜めないように、日頃から紫外線対策や保湿をしましょう。

ダーマペンを使ったいちご鼻治療の特徴

いちご鼻のケアには、ダーマペンがおすすめです。おすすめの理由は下記の3つです。

• 毛穴の開きの改善効果が期待できる
• 小鼻の細かい部分にまでアプローチできる
• 薬剤を使用して効果をアップできる

ダーマペンを使用したいちご鼻のケアの特徴について、詳しく解説します。

毛穴の開きを改善する効果が期待できる

ダーマペンで肌に穴を開けた部分は、自然治癒力を発揮して回復します。回復の過程でターンオーバーが促進されるため、余分な皮脂が排出され、角栓ができにくくなるのです。角栓が小さくなると、毛穴が引き締まり、いちご鼻が目立たなくなります。

肌の回復過程でコラーゲンやエラスチンも生成されるため、ハリや弾力もアップします。肌のハリが向上することで、毛穴の開きやたるみが目立ちにくくなるでしょう。

小鼻の細かい部分にまでアプローチできる

ダーマペンはペン型の細い機器のため、小鼻など凹凸がある部分にも治療できます。レーザーでは難しい細かい部分にも当てられるため、小鼻の毛穴にもアプローチしやすい治療法です。

薬剤を使用するとさらに効果がアップする

ダーマペンは肌に穴を開けた後に薬剤を塗布すると、さらに治療効果を高めることができます。薬剤が肌の奥まで浸透するため、効果を得やすくなるのです。塗布する薬剤は、下記の例が挙げられます。

ダーマペンは、薬剤を使用しなくても効果が期待できます。しかし効果を高めたい場合や、早く効果を得たい場合は、薬剤の使用がおすすめです。

クリニックによって使用できる薬剤は変わるため、希望するものがある場合は、事前にカウンセリングで確認してください。

ダーマペンの治療で後悔！いちご鼻に効果が感じられない理由

ダーマペンは適切に施術すれば、効果が期待できる治療法です。しかし「ダーマペンはやめたほうがいい」「後悔する」などの意見が聞かれることがあります。ダーマペンを受けても効果を得られない理由としてよく挙げられるのは、以下の3つです。

• 治療回数が足りなかった
• 毛穴が炎症を起こしていた
• セルフダーマペンを使用した

特にセルフダーマペンを使ったケアは、効果が出ないばかりか、肌質が悪化する恐れもあります。効果が感じられなかった例について、押さえておきましょう。

治療回数が足りなかった

ダーマペンは、1回だけの治療でも効果を感じられることがあります。しかし、いちご鼻への効果を得やすくするためには、数回の治療を重ねることが必要です。一度の治療のみで、いちご鼻が劇的に改善すると思っていた場合は、後悔してしまうことがあるでしょう。

なお、必要な治療回数は症状の程度によって異なります。ダーマペンでいちご鼻を治療するときは、事前のカウンセリングで回数目安を相談しておくことが大切です。

毛穴が炎症を起こしていた

ダーマペンの治療前に毛穴が炎症を起こしていた場合、症状が悪化するリスクがあります。ダーマペンは針で肌に穴を開ける治療のため、ダメージを負っている部分に治療すると、さらに炎症が悪化してしまうのです。

クリニックでは、治療前に肌の状態を確認しています。状態がよくない場合は、日を改めて治療することを提案される場合もあるでしょう。

セルフダーマペンを使用した

市販のセルフダーマペンを使用して自分で施術すると、いちご鼻の症状が悪化する場合があります。セルフダーマペンは、美容クリニックで治療を受けるよりも安価で入手できるため、使用を検討している方もいるでしょう。

しかし、ダーマペンは非常にデリケートな治療です。症状や肌の状態によって針を刺す深さを変えたり、治療頻度を調整したりする必要があります。医療の知識がない方が自己判断で治療すると、肌を傷つける可能性が高いです。

そもそも、ダーマペンは医療機関でしか購入できません。セルフダーマペンは医療機関のダーマペンを模倣して作られているため、安全性が保証されているわけではないのです。正しい方法でいちご鼻を治すためにも、医療機関でダーマペンを受けることをおすすめします。

ダーマペンでいちご鼻を治療するには何回治療が必要？

ダーマペンでいちご鼻を治すためには、複数回の治療が必要です。1回のみの治療では、十分な効果を感じられない可能性が高いでしょう。いちご鼻の治療に必要な回数と、治療の頻度について解説します。

3～5回のダーマペンの治療が必要

ダーマペンでいちご鼻を治療するためには、3～5回程度治療を受けるといいでしょう。繰り返し治療を受けることで、肌のターンオーバーの乱れが整い、徐々にいちご鼻が目立ちにくくなります。また、弾力がアップすることで、毛穴が引き締まり、なめらかな肌に近づくでしょう。

ダーマペンを使ったいちご鼻の治療には、トータルで半年～1年ほどかかる可能性があります。そのため通院できるか、費用は予算内に収まるかなど、事前に確認しておきましょう。

治療頻度は3～4週間に1回

いちご鼻の治療頻度は、3～4週間に1回がおすすめです。短期間に何度も治療を受けると、肌に負担がかかり、症状が悪化する可能性があります。

また、ダーマペンは治療後1週間程度、ダウンタイムが発生することがあります。治療後の数日間は、赤みや腫れが出るでしょう。ダウンタイム中は肌がダメージを受けているため、刺激を与えると色素沈着が起こる可能性もあります。

ダウンタイム中に、もう一度ダーマペンの治療を受けるのはやめましょう。他の美容施術と併用してもいいかどうかは、医師に相談して判断するようにしてください。

ダーマペンで鼻だけ治療するなら値段は8,000～15,000円程度

クリニックによっては、ダーマペンで鼻だけの治療を受けられるケースもあります。その場合、治療にかかる費用は、1回で8,000～15,000円程度です。

全顔でダーマペンを受ける場合の費用相場は、15,000円～30,000円程度です。全顔でダーマペンを受けるよりも、鼻だけの治療のほうが安くなるケースが多いでしょう。

いちご鼻だけを治療したい方は、鼻だけの治療を受けられるか、公式サイトやカウンセリングで確認してみてください。

いちご鼻への治療効果を高めるポイント

ダーマペンには、毛穴の引き締めやターンオーバーの促進効果が期待できます。しかし、治療を受けただけでセルフケアをおろそかにすると、効果を感じにくくなります。また、ダーマペンでいちご鼻がよくなったとしても、すぐ元の状態に戻りやすくなってしまうでしょう。

いちご鼻への治療効果を高めるためには、以下の4つを守ることが大切です。

• 紫外線対策をする
• 洗顔・クレンジングを正しくする
• 保湿する
• バランスのいい食生活を意識する

ダーマペンの治療効果を高められるように、上記を意識してみてください。

紫外線対策をする

ダーマペンの治療後は、紫外線対策が大切です。ダーマペンは針を使うため、治療後は肌がダメージを負っている状態です。その状態で紫外線を浴びると、ダーマペンを受けた場所が、色素沈着を起こすことがあります。

紫外線は、夏だけでなく一年中降り注いでいます。日焼け止めや帽子で紫外線対策をおこない、色素沈着のリスクを避けましょう。

洗顔・クレンジングを正しくする

いちご鼻を悪化させないためには、毎日の洗顔とクレンジングで、余分な角質や皮脂を溜めないことが大切です。メイク残りや過剰な皮脂は、角栓を詰らせる原因です。

ダーマペンでいちご鼻がよくなったとしても、汚れが蓄積すれば、いちご鼻はまた目立ち始めます。効果を持続させるためには、正しいケアが必要です。

しかし、1日に何回も洗顔するのは、おすすめできません。肌の潤いが洗顔で奪われて乾燥した結果、皮脂が過剰に分泌される可能性があります。朝晩2回程度、刺激を与えないように優しく洗顔しましょう。

保湿する

肌が乾燥した状態が続くと、皮脂が過剰に分泌されます。毛穴が気になる方は、しっかり保湿するようにしてください。

いちご鼻に悩む方の中には、肌の内側が乾いている「インナードライ」の肌質である可能性もあります。インナードライの方も、皮脂が過剰に分泌されやすいです。洗顔の後は化粧水で保湿した上で、乳液やクリームで蓋をし、水分の蒸発を防ぐようにしてください。

バランスのいい食生活を意識する

不規則な食生活を続けると、皮脂量と水分量のバランスが崩れやすくなります。日頃から揚げ物や塩分の多い料理を食べていると、皮脂が過剰に分泌されます。日頃からさまざまな栄養を、バランスよく摂るようにしましょう。

また、皮脂が過剰に分泌されないようにするには、ビタミンCやビタミンAなどを意識して摂取することが大切です。どちらの栄養素も、緑黄色野菜や果物に豊富に含まれています。バランスのいい食事を摂り、内側から美肌を目指しましょう。

いちご鼻の治療に関するQ＆A

いちご鼻の治療に関する4つの質問に回答します。いちご鼻の治療を検討している方は、参考にしてください。

ダーマペンは痛みを感じる？

ダーマペンは、治療中に多少の痛みを感じるケースがあります。針を使って治療するため、チクチクとした痛みを感じることが多いです。

ただし、多くのクリニックでは事前に麻酔クリームを塗るため、ある程度痛みを緩和した状態で施術します。もし痛みに不安のある方は、事前に施術者に伝えるようにしましょう。

ダーマペンとフラクショナルレーザーなら、どちらがいちご鼻の治療に向いている？

ダーマペンとフラクショナルレーザーは、どちらもいちご鼻の治療に向いています。フラクショナルレーザーは、細かな点状のレーザーを肌に当てて、皮膚の深い場所に熱ダメージを与える治療法です。熱エネルギーによってダメージを受けた部分は、自己治癒能力を発揮し、コラーゲンやエラスチンを生成します。これにより、ニキビ跡や肌質改善、毛穴を目立たなくする効果が期待できるのです。

ダーマペンとフラクショナルレーザーでは、費用や治療頻度、期待できる効果が異なります。複数の観点から両者を比較し、自分に合ったものを選ぶといいでしょう。

ダーマペンで毛穴が悪化することはある？

ダーマペンで毛穴が悪化することは、少ないでしょう。しかし、肌に傷がある状態で治療を受けると、症状が悪化することはあります。治療前に皮膚の状態を確認してくれるクリニックであれば、リスクを避けられるでしょう。ダーマペンの経験が豊富なクリニックで、治療を受けることが大切です。

ダーマペンの効果は永久？元に戻ることはある？

ダーマペンの効果は永久ではありません。治療を完全にやめてしまうと、毛穴に徐々に汚れが溜まり、いちご鼻が復活する可能性があります。効果を持続させるためには、定期的なメンテナンスが必要です。

いちご鼻をダーマペンで治療したい方はまず無料カウンセリングへ！

▲ダーマペンの施術動画

ダーマペンは毛穴の開きやターンオーバーの改善効果が期待できるため、いちご鼻の治療に向いています。継続的に治療を受けたり、薬剤と併用したりすることで、さらに効果を得やすくなるでしょう。

また施術後の日々のケアも大切です。治療を受けるだけでなく、自宅での洗顔・保湿や、バランスのいい食生活も意識するようにしてください。

当院のダーマペン治療は、鼻のみの治療を行っておりません。しかし一人一人に合った組み合わせ治療やオプションを提案いたしますので、お気軽に無料カウンセリングにお越しください。