「ハイフのダウンタイムは何日間?」「ハイフのダウンタイム中は痛い?」など、不安を感じている方は多いでしょう。
肌のハリ不足やたるみに効果的とされている「ハイフ(HIFU)」。ハイフは皮膚表面へのダメージを抑えながら、熱によって内側から肌を引き締める治療法です。ダウンタイムが短いため、日常生活への影響を心配している方でもチャレンジしやすい施術です。しかし、ダウンタイムが短いとはいえ、施術後に気をつけるポイントがいくつかあります。
そこでこの記事では、ハイフのダウンタイムや術後の注意点、実際の施術で使用する機器について紹介します。ハイフのダウンタイムについて不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
ハイフ(HIFU)とは
引用:https://www.shinagawa.com/hifu/
ハイフとは、High Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波療法)の略で、メスでの切開や注射などをせずに顔を引き上げる施術です。ハイフは虫眼鏡で太陽の光を集めて、熱を集中させる実験に例えられることが多いです。肌表面への負担を抑えながら、深い層まで高密度の熱エネルギーを照射します。
ハイフによって肌の内部にダメージを与えると、周辺の組織を修復しようとコラーゲンが増殖します。これにより、引き締めや肌質改善の効果が期待できるのです。
ハイフの4つの効果
ここでは、ハイフを受けると期待できる4つの効果について具体的に紹介します。ハイフが自分の肌の悩みを解決できる施術か確かめましょう。
リフトアップ効果
ハイフは超音波エネルギーを使い、従来のレーザーでは施術が難しかったSMAS(スマス)層を刺激する施術です。皮膚は表皮、真皮、皮下脂肪の三層で形成されています。SMAS筋膜は、皮下脂肪の下に位置する組織です。
皮膚を支える土台であるSMAS筋膜をハイフによって引き締めることで、根本的なたるみの改善に繋がります。たるみが改善することで、小顔効果が期待でき、引き締まった若々しい印象をもたらします。特にフェイスラインのたるみに悩んでいる方に向いている治療法です。
シワの改善
ハイフの超音波エネルギーによって、深層組織にあるコラーゲンやエラスチンの生成を促進することで、シワの改善が期待できます。顔のシワの大きな要因は、肌の構造を支えている成分の不足です。ハイフは気になる部分にピンポイントで照射することにより、コラーゲンの生成を促します。その結果、肌がふっくらとしてシワが目立ちにくくなります。
また、ハイフは超音波の強さを調整して施術することも可能です。皮膚が薄い目元のシワやほうれい線に悩みがある方にも効果的です。
肌質の改善
超音波エネルギーが皮膚の深層に働きかけることで、コラーゲンを増生する細胞である「線維芽細胞」が活発になります。
これにより肌の弾力がアップし、ハリやツヤが感じられるでしょう。肌のハリ不足に悩んでいる方にとって、ハイフは希望する肌質に近づける方法の1つといえます。
部分痩せ
ハイフを照射することで脂肪を分解し、体外へ排出する効果が期待できます。脂肪が減少することで、部分痩せ効果が狙えます。
クリニックによっては、ハイフは顔だけでなく体にも照射することが可能な場合があります。二の腕やウエストなど気になる部位にハイフを照射することで痩身効果が期待できます。
また、人によって脂肪の量やつき方は異なるため、ハイフの効果には個人差があります。ハイフの施術前は医師と相談し、自身の希望や目標に合った施術プランを立てましょう。
ハイフのダウンタイム中に起こり得る副作用
ハイフのダウンタイムは、一般的に短く、数時間から1週間程度です。ここからは、ハイフのダウンタイム中に起こり得る4つの症状について紹介します。
赤み・腫れ・むくみ
ハイフの施術後、一時的に赤みや腫れ、むくみが生じる可能性があります。これらは施術部位への熱エネルギーの影響や組織の反応によるものです。赤みは、施術部位の血行が促進されることによって生じます。腫れやむくみは、組織の一時的な炎症反応によるものです。
一般的に症状は軽度であり、数時間から数日で自然に落ち着きます。しかし、個人によって症状や回復のスピードは異なります。赤みが目立つ場合は、施術部位を冷やすようにすると、症状が軽減されるでしょう。
やけど・水ぶくれ
ハイフでは高いエネルギーを使用するため、まれにやけどや、ぶつぶつとした水ぶくれが発生する可能性があります。これらは超音波を照射する深度に誤差が生じたことが原因です。熱エネルギーが周囲の組織に過度に伝わることによって起こります。施術後に異常な痛みや赤み、水ぶくれが現れた場合は、すぐに医師に相談しましょう。
やけどや水ぶくれは、機器の出力が強すぎたり、誤った角度で照射をしたりすることで発生します。これらのリスクを抑えるためにも、クリニック選びには慎重におこないましょう。ハイフの施術を多く経験している医師に担当してもらうことで、副作用のリスクを減らせるでしょう。
痛み
ハイフの施術時には、軽度の痛みや熱感を感じる可能性があります。麻酔を使用しない場合が一般的ですが、必要に応じて表面麻酔クリームを使用することもあります。
施術中の痛みを我慢できる範囲は、人によって異なります。施術中に痛みを感じた場合は、機器の出力を下げることもできるため、無理せず施術者に伝えましょう。また、施術後も痛みが持続する場合や異常な痛みを感じる場合は、直ちに医師に伝えることが重要です。
神経損傷
やけどや水ぶくれと同様に機械の出力が強すぎたり、誤った照射をしたりすることで神経を損傷する可能性があります。
神経損傷のリスクをおさえるためには、高い技術と豊富な経験が必要です。実績や症例をもとに信頼できる医師を選びましょう。もし、神経損傷が疑われる場合は、直ちに医師に連絡し、適切な治療やフォローアップを受けるようにしましょう。
ハイフのダウンタイム中の注意点
ハイフのダウンタイム中の症状をできるだけ抑えるためには、術後の過ごし方が重要です。誤った方法でケアをすると、かえって肌トラブルを引き起こすこともあります。ここからは、ハイフのダウンタイム中の注意点を3つ紹介します。
肌はやさしく洗顔する
施術直後の数日間は、肌への摩擦や刺激を避けて洗顔することが大切です。低刺激な洗顔料を使用し、ぬるま湯で優しく洗いましょう。
また、肌内部にダメージを負っており、肌が敏感になっているため、タオルも清潔なものを使用するなど衛生面に気をつけなければなりません。
十分に保湿する
ハイフは約60〜70度の熱を照射するため、施術後の肌は乾燥しやすい傾向にあります。乾燥した肌は外部からの刺激を受けやすくなるため、いつも以上に念入りに保湿しましょう。化粧水や乳液、クリームなどで丁寧にケアをすることが大切です。
保湿する際には、刺激の少ないスキンケア用品を使用し、肌をゴシゴシ擦らないように注意してください。
紫外線対策をする
肌トラブルを引き起こす原因の1つが紫外線です。ハイフの施術後で敏感になっている肌にとって、紫外線は大きな負担になります。ハイフ後に日焼けをすると、ダウンタイムが長引く可能性があります。
日焼け止めを塗ったり、帽子や日傘、マスクを使ったりするなどして、紫外線から肌を守りましょう。
ハイフのダウンタイム中にほかの施術は受けられる?
多くのクリニックではハイフのダウンタイム中でも、切らない治療や浅い層への治療を可としています。ハイフ後でも受けられる施術には、ピーリングなどがあります。肌が一時的に敏感になっているため、刺激の強い施術や切開を伴う手術などは避けたほうがいいでしょう。
なお、ハイフと同じく肌のリフトアップやシワ改善を目的とする施術として、ヒアルロン酸注射やダーマペンなどがあります。これらの施術は、ハイフのダウンタイム中は施術不可とするクリニックが多いです。医師と相談して、適切な間隔を空けて受ける必要があります。
品川美容外科のハイフを紹介
▲第3世代タイタンの施術風景
品川美容外科では、第3世代タイタンやソノクイーン、ダブロを使ったハイフの施術を受けられます。ここでは、それぞれの機器の紹介や施術までの流れ、部位別の料金プランについて紹介します。
日本初上陸の第3世代タイタンの特徴
品川美容外科のハイフの中で、高い人気を集めるのが「第3世代タイタン」です。第3世代タイタンは施術時間が短く、痛みに配慮しているのが特徴です。
第3世代タイタンの施術時間は、顔全体で約20分です。皮膚へのダメージを抑えて、ターゲット層に照射できるため痛みを軽減できます。
また、第3世代タイタンには3つのカートリッジがあり、真皮層や脂肪層、SMAS層に照射可能です。さまざまな部位に対応しているため、リフトアップやハリアップなど幅広い肌悩みにアプローチできます。
第3世代タイタンとほかの機器の違い
ここでは、品川美容外科にある第3世代タイタンやソノクイーン、ダブロの3つの機器を比較します。
第3世代タイタン | ソノクイーン | タブロ | |
---|---|---|---|
照射方法 | 点状方式 | 点状方式 | 線状方式 |
効果 | ◎ | ○ | ○ |
施術頻度 | 3ヶ月~半年に1回 | 3ヶ月~半年に1回 | 3ヶ月~半年に1回 |
施術時間 (顔全体) |
約20分 | 約60分 | 約50分 |
施術までの流れ
▲品川美容外科/品川スキンクリニックのご来院の流れ
実際の施術の流れには、以下の4つのステップがあります。
1.WEBもしくは電話で予約
2.医師によるカウンセリング
3.ハイフの施術
4.アフターケア
医師によるカウンセリングの際に、肌の悩みや気になることなどを相談しましょう。品川美容外科では、専門知識を有した医師がカウンセリングをします。具体的に相談することで、肌の悩みや施術の不安を軽減できるでしょう。
カウンセリング後、当日施術する場合もあれば、後日施術する場合もあります。検討したい場合でも、改めて電話での予約ができるため、スムーズに施術を受けられるでしょう。
部位別の料金プラン
参考:https://shinagawa-skin.com/contents/tightan/
料金は施術部位や施術回数、希望する効果などにより異なります。料金プランの詳細は、カウンセリングの際に尋ねてみましょう。
▼第3世代タイタン・ソノクイーン
第3世代タイタン | ソノクイーン | |
---|---|---|
A層 | 27,500~29,800円 | 39,600円 |
B層 | 16,500円~29,800円 | 10,780~44,000円 |
C層 | 16,500円~29,800円 | 10,780~44,000円 |
▼タブロ
ホホのみ | 74,800円 |
---|---|
顔全体 | 140,800円 |
※自由診療のため保険が適用されません
ハイフに関するQ&A
ここでは、ハイフのダウンタイムに関するよくある質問を紹介します。
ハイフの施術当日にしてはいけないことは?
激しい運動や長い入浴、過度な飲酒は控えましょう。血流がよくなり施術部位の腫れやむくみ、赤みなどが出現する可能性があります。
また、施術部位のマッサージも避けるのが無難です。マッサージをすると肌に負担がかかり、腫れや赤みが生じたり、ダウンタイムが長引いたりする恐れがあります。
エステハイフとの違いは?
医療ハイフとエステハイフの主な違いは、期待できる効果にあります。医療ハイフは高い出力で照射することができるため、SMAS層までエネルギーを届けることが可能です。そのため、施術後には大きな変化が感じられるでしょう。
一方、エステハイフは医療ハイフと比較して料金が安くなる傾向です。しかし、多くのエステサロンでは医師や看護師は在籍していないため、万が一肌トラブルが起きた際に適切な対応を取ることは難しいでしょう。
医療ハイフの効果はどのくらい持続する?
医療ハイフの効果は、3ヶ月〜1年程度です。個人差はありますが、医療ハイフは施術直後からリフトアップや小顔の効果が感じられます。
なお、医療ハイフは術後1~3ヶ月かけてコラーゲンが生成されます。大切な予定がある場合は、効果が高まる時期を考慮し、1ヶ月前に施術を受けるのがおすすめです。
ハイフが気になるなら品川美容外科に相談を
医療ハイフ(HIFU)第3世代タイタン:超音波によるタルミ改善治療。【経過日数】フェイスライン施術1週間後。 |
※自由診療のため保険が適用されません
ハイフは切開しないため、皮膚表面へのダメージが少ない施術方法です。深い層へアプローチすることができ、肌の引き締めやリフトアップ、シワ改善の効果が期待できます。
品川美容外科では、皮膚の構造を熟知している医師が多数在籍しているため、一人一人の肌悩みに合った治療方法を提案できます。気になる点がある場合は、どんなことでもご相談・ご質問していただけます。カウンセリングは無料なので、ハイフを検討している方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
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