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皮膚表面へのダメージが少なく、リフトアップ効果や小顔効果が期待できる「ハイフ」。効果が期待できる一方で、副作用やリスクなどのデメリットについて不安に感じる方も多いのではないでしょうか?

 

今回は、ハイフのデメリットや失敗を防ぐためのポイントについて詳しく解説します。また、ハイフと同様にリフトアップ効果が期待できる「糸リフト」との違いも説明します。ハイフを検討している方は、ぜひ最後までお読みください。

ハイフ(HIFU)とは?

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ハイフは、超音波エネルギーを照射することで、皮膚表面のダメージを抑えて肌の内部を引き締める治療です。他の施術とは働きかける肌の層に違いがあり、表皮や皮下組織よりもさらに深い「SMAS筋膜」へピンポイントで照射します。

SMAS筋膜とは、表皮から4.5mmの深さにある層のことです。SMAS筋膜がゆるむと肌の土台を支えられなくなり、肌の表面にシワやたるみが現れるのです。

ハイフを照射すると、熱によるダメージを修復するため、肌の組織内でコラーゲンの生成がおこなわれます。これにより肌の内側が引き締まるため、たるみ改善やリフトアップ効果が期待できます。

ハイフのデメリット

ハイフの施術

ハイフはたるみやシワの改善が期待できる一方で、デメリットもあります。ここでは、ハイフのデメリットについて解説します。メリットとデメリットの両方を理解した上で、施術を受けるようにしましょう。

痛みを感じることがある

ハイフは熱エネルギーを利用して、肌の深い部分にアプローチをするため、熱による痛みを感じることがあります。「チクッとした痛み」や「骨に響くような痛み」と表現されることが多く、特に骨に近い部分は痛みを感じやすくなります。

痛みに敏感な方や痛みを不安に感じる方は、事前に担当の医師に伝えておくことが大切です。出力を下げる、麻酔を使用するなどの対応をしてもらえるでしょう。

乾燥しやすくなる

ハイフでは肌に熱を照射するため、一時的に肌の水分量が低下します。施術後は肌が敏感な状態になり、乾燥しやすくなります。

乾燥すると肌トラブルを引き起こしやすくなるため、施術後は入念に保湿ケアをしましょう

紫外線の影響を受けやすくなる

ハイフの施術後は、乾燥することで肌のバリア機能が低下し、紫外線の影響を受けやすくなります。そのため、外出時は日傘や日焼け止めクリームで、紫外線対策をおこなうことが大切です。

紫外線対策をおろそかにすると、さらに肌が乾燥するおそれがあるため注意しましょう。紫外線は1年中降り注いでいるため、紫外線が特に強い夏はもちろんですが、季節を問わず対策が必要です。また、室内にも紫外線は降り注いでいるため、日焼け止めクリームは家で過ごす際も塗っておきましょう。

神経損傷のおそれがある

ハイフの照射位置や出力量を誤ってしまった場合、神経損傷やしびれ、麻痺の症状が出ることがあります。

クリニックの実績や症例写真を確認し、信頼できる医療機関を選ぶことが大切です。

副作用が起こる可能性がある

ハイフの副作用は以下の通りです。

  • 赤み・腫れ
  • むくみ
  • やけど・水ぶくれ


副作用で施術部位がほんのり赤くなったり、腫れたりする可能性があります。ただし、基本的にはメイクでカバーできる程度で、1週間ほどでおさまることが多いとされています。むくみの症状が出ることもありますが、施術した箇所を冷やすことで症状を緩和できるでしょう。

また、ハイフの出力や深度を誤ることで、やけどや水ぶくれが起こることがあります。ハイフは重篤な副作用が起こりにくいとされていますが、腫れが1週間以上続く場合や、痛みが強い場合は医師に相談してください。感染症にかかっている可能性も考えられるため、早急に医師に診察してもらいましょう。

費用がかかる

施術を継続しておこなう場合は費用が高額になるため、事前に公式サイトで確認しておきましょう。

医療機関でおこなう医療ハイフは、エステハイフと比べると費用がやや高くなりますが、出力が強く高い効果が期待できます。また、エステハイフは月に1〜2回ほど通う必要がありますが、医療ハイフは3ヶ月〜半年に1回の施術で効果が持続します。

ハイフを検討している方は、少ない施術回数で効果が得られる医療ハイフを受けると結果的に費用を抑えられるためおすすめです。

ハイフのデメリットに関するよくある間違い

訂正する女性

次に、ハイフのデメリットに関するよくある間違いについて解説します。ハイフに関して正しい情報を知った上で、施術を受けるかどうか検討してください。

将来肌がたるみやすくなる

ハイフをすることで、将来たるみやすくなることは基本的に少ないでしょう。肌のたるみが目立つ方は「切開リフト」や「糸リフト」など他の施術を受けるのがおすすめです。

医療機関を受診してハイフを受ける際は、施術前に医師とのカウンセリングがあります。その際に肌の状態を確認してもらい、自分に適している治療を受けるようにしましょう。

美肌アモーレ(糸リフト)

将来顔が老けやすくなる

ハイフによって将来顔が老けやすくなる、肌の老化が進行する可能性は少ないでしょう。ただし、顔の脂肪が少ない方がハイフの施術を受けると、顔がこけたり老けて見えたりする可能性があります。

また、こめかみや頬などの脂肪が少ない部分に照射をした場合も、老けて見えることがあります。ハイフを受ける際は、担当の医師と相談して照射部位や施術回数などを決めましょう。

将来癌になりやすくなる?

ハイフにより癌になった事例は日本では確認されていません。以前に、ハイフに似た効果のある「ウルセラ治療」を受けた方が舌癌になったという噂が広まりました。

その影響で、ハイフも癌になりやすいのではないかと危惧され「ハイフをすると将来癌になる」という噂が生まれました。日本では事例は確認されていないため、過度に心配する必要はないでしょう。

ハイフで失敗を防ぐための3つのポイント

ポイントを伝える女性

ここでは、ハイフでの失敗を防ぐために押えておきたい3つのポイントを解説します。理想の仕上がりを実現するためにも、ハイフを検討している方はぜひ参考にしてください。

仕上がりのイメージを明確にする

まずは、施術後の理想の仕上がりを明確にし、カウンセリングで医師とすり合わせを入念にすることが大切です。カウンセリングの際に、理想の仕上がりを十分に伝えられなかった場合、自分のイメージと違う仕上がりになる可能性があります。

具体的にイメージをしづらい場合は、クリニックの公式サイトに掲載されている症例写真を参考にしましょう。また、ハイフを受けるメリットだけではなく副作用やデメリット、痛みの度合いなども併せて確認することをおすすめします。これら以外にも気になることがあれば、カウンセリングの際に遠慮せずに聞いておきましょう。

医療機関で施術を受ける

ハイフは医療機関で施術を受けましょう。医療ハイフ以外にも、エステサロンでハイフを受けるエステハイフがあります。

当院で受けられる医療ハイフの「第3世代タイタン」 「ソノクイーン」と、エステハイフの違いを以下の表にまとめました。

  第3世代タイタン ソノクイーン エステ
効果
施術時間(全顔) 約20分 約60分 30~60分
施術回数 3ヶ月~半年に1回 3ヶ月~半年に1回 1ヶ月に1~2回
価格 29,800円(税込)※ 44,000円(税込)※ 5,000~2万円程度

※自由診療のため保険が適用されません

エステハイフは医療ハイフと比較すると、出力が弱く照射深度が浅いため、高い効果は期待できません。また、効果の持続期間も短いため、効果を実感するためには何度も照射をする必要があるでしょう。

一方、医療ハイフは1回の価格はやや高くなりますが、高い出力が出るハイフの機器を使用するため、長く効果が感じられるのが特徴です

また、医療資格を持った医師や看護師が施術を担当します。リスクを抑えて効果を実感するためにも、ハイフは医療機関で受けることがおすすめです。

第3世代タイタン

ソノクイーン

アフターケアをする

熱を照射したことによって、ハイフの施術後の肌は乾燥した状態になります。摩擦や紫外線のダメージも受けやすくなるため、保湿や紫外線対策などのアフターケアはしっかりおこないましょう。

洗顔時は顔を強く擦らずに泡でやさしく洗ってください。また、お湯の温度が高すぎると肌に刺激を与えてしまうため、ぬるま湯で洗いましょう。入浴後は、低刺激の化粧水や保湿クリームを使用することがおすすめです。

施術後、数日間は顔の赤みや腫れが起きる場合があります。マッサージや激しい運動、過度なアルコール摂取をすると、副作用が長引くため控えてください。

ハイフがおすすめの方

アジア人女性

ハイフはすべての方に適している治療ではありません。ここでは、ハイフがおすすめな方の特徴を3つ解説します。

ダウンタイムが短い施術を希望する方

ハイフは顔にメスを入れないため、ダウンタイムが短い傾向にあります。副作用として施術後数日間は、顔に赤みや腫れが出ることがあります。ただし、メイクで隠せる程度のことがほとんどで、ハイフの施術後はメイクをして帰宅できます

顔のたるみやシワが気になり始めた方

ハイフは、超音波エネルギーをSMAS筋膜に照射して皮膚を引き締めるため、たるみやシワが気になり始めた方におすすめです。目元や頬、フェイスラインなど、年齢が出やすいパーツにもアプローチするため、効果的にリフトアップ効果が狙えます。

ハイフと糸リフトとの違い

アジア人女性

肌のリフトアップや小顔効果が期待できる施術に「ハイフ」と「糸リフト」があります。どちらも、体への負担が少ない治療法のためよく比較されます

糸リフトとは、特殊な糸を通して皮膚の下の組織に引っかけることで、肌のたるみを土台部分から持ち上げる治療法です。リフトアップ効果や肌のハリや弾力をアップさせる効果が期待できます。

ハイフと糸リフトの違いを、以下の表にまとめました。

  ハイフ 糸リフト
特徴 皮膚の「引き締め」 フェイスラインの「引き上げ」
たるみの程度 たるみが気になり始めた方 たるみが強い方
ダウンタイム 数日 数日~1週間ほど
おすすめの方 ・たるみが気になり始めた方
・将来のために予防を始めたい方
・美容医療が初めての方
・たるみが強い方
・しっかりリフトアップをしたい方
・美肌になりたい方

ハイフは超音波で皮膚を引き締めるのに対し、糸リフトは糸を通すことでフェイスラインを引き上げます。そのため、肌のたるみが強い方は糸リフトを受けることが望ましいでしょう。また、糸リフトは糸を通すことで皮膚内の細胞が活性化されるため、美肌効果も期待できます。

一方で、美容医療が初めての方やリフトアップをしたいけど、ダウンタイムが不安な方はハイフがおすすめです。

また、ハイフと糸リフトを組み合わせて治療をすると、高いリフトアップ効果が期待できるでしょう。それぞれの治療にメリットとデメリットがあります。カウンセリングを受けて、自分の悩みが解決できる治療法を医師に相談することが大切です。

医療ハイフ 第3世代タイタン

美肌アモーレ

ハイフは何回受けると効果がある?

顔周りを気にする女性

ハイフは一度の施術でも、肌の引き締めや弾力アップを期待できます。ただし、一度でやめてしまうと徐々にたるみが戻ってしまうため、効果を持続させたい場合は継続して治療を受ける必要があります。

医療ハイフの場合は、一度の治療効果が高いため3ヶ月~半年に1回の頻度で施術を受けることが多いです。顔のたるみや二重あごを改善したい場合は、治療回数は5回以上必要になる可能性が高いでしょう。理想の仕上がりや現在の肌の状況によって施術回数は変わるため、医師と相談してください。

医療機関で自分に合ったハイフ施術を受けよう!

フェイスライン

今回は、ハイフのデメリットや失敗を防ぐためのポイントについて解説しました。ハイフは皮膚の奥の「SMAS筋膜」に超音波エネルギーを照射して、皮膚を引き締めます。

たるみの改善やリフトアップ効果が期待できる一方で、肌の乾燥や赤みが出るなどのデメリットもあります。出力や深度を誤ると、やけどや神経損傷などのリスクがあるため、クリニック選びが大切です。

ハイフの症例

ソノクイーン:超音波によるタルミ改善治療。
9,800円(税込10,780円)~40,000円(税込44,000円)【経過日数】施術9日後。
【副作用・リスク】まれに照射による神経痛あり。長くても約3週間ほど。
お問い合わせ:0120-189-900

品川美容外科では、カウンセリングでお悩みを伺い、肌の状態や仕上がりのイメージなどから適切な治療法をご提案します。当院では「第3世代タイタン」や「ソノクイーン」などの機器を用意し、ハイフの治療をおこなっています。カウンセリングは無料で実施しているため、ぜひお問い合わせください。

文/品川美容スタッフ

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