ポテンツァは毛穴の開き改善に効果ある？持続期間や治療方法を医師が解説！

ポテンツァとは

引用：jeisys

ポテンツァとは、肌の深部に高周波を届ける美容施術で、毛穴の引き締め効果があります。コラーゲンの生成を促進し、肌のハリを改善します。施術後は毛穴の目立ちが軽減し、滑らかな肌質に変わることが期待できます。

ポテンツァの特徴

次にポテンツァの特徴について解説します。ポテンツァを検討している方は、施術の特徴を知って理解を深めましょう。

顔への負担が少ない

ポテンツァはメスを入れないため、顔への負担が比較的少ない施術です。また、針先からRF（高周波）を照射して、止血してから薬剤を注入します。顔にメスを入れることに抵抗がある方におすすめの施術です。

悩みに適した治療が受けられる

ポテンツァは、悩みに合わせて使用するチップを変更できるため、ひとりひとりに合った治療が受けられます。品川美容外科で用意しているポテンツァ専用のチップの種類は、以下の通りです。

• ニキビ跡・美肌用チップ
• 肝斑・毛穴・酒さ用チップ
• ニキビ用チップ

チップによって、針の長さや量が異なります。適切なチップを使用することで、お悩みの症状を改善できる可能性が高まるでしょう。

薬剤が均等に浸透する

ポテンツァには「ドラッグデリバリーシステム」が導入されており、薬剤を均等に浸透させることが可能です。マイクロニードルを抜く際に、空気が押し出されることで皮膚表面に塗っている薬剤が肌の真皮層まで浸透します。

なお、品川美容外科で用意している薬剤には「マックーム」と「美肌ホワイト美容成分」の2種類があります。それぞれの薬剤の特徴は、以下の通りです。

ポテンツァは毛穴の開きに効果的

ポテンツァは、毛穴の開きに効果が期待できます。毛穴の周辺にRF（高周波）を照射することで、コラーゲンの生成を促し、毛穴を引き締めます。毛穴は1度開くと、スキンケアに力を入れても、元の大きさに戻すことは難しいでしょう。セルフケアでは難しい毛穴開きにアプローチできるのが、ポテンツァの特長と言えます。

症状別！毛穴の開き以外に期待できる効果

ポテンツァは、毛穴の開き以外の肌トラブルにも効果が期待できる施術です。ここでは、毛穴の開き以外で改善できる症状を紹介します。

ニキビ・クレーター

ポテンツァは、ニキビやクレーターの改善に効果が期待できます。ニキビの原因は、皮脂の分泌量が増えて毛穴の出口が塞がれることです。

ポテンツァは、RF（高周波）でニキビの原因となる皮脂腺を破壊します。皮脂腺は1度破壊すると再生する可能性が低いため、ニキビの予防につながるでしょう。ニキビ予防をしたい方や、同じ場所に何度もニキビができる方におすすめの施術です。

また、ポテンツァはRF（高周波）を照射することで、肌の細胞が活性化します。創傷治癒効果で肌が生まれ変わり、クレーターを徐々に改善する効果が期待できるでしょう。

肝斑

ポテンツァは肝斑に対しても効果が期待できます。肝斑とは、頬の両側に現れる薄茶色のシミです。肝斑は、紫外線や女性ホルモンの影響によって、メラニン色素が過剰に生成されることが原因とされています。ポテンツァは、メラニンを作り出す「メラノサイト」に直接アプローチすることで、メラニンの生成を抑えます。これにより、肝斑ができにくくなるのです。

一般的な肝斑治療は、強いパワーでメラニンに照射するため、炎症が起きやすく色素沈着のリスクがありました。一方で、ポテンツァはメラノサイトにアプローチするため、色素沈着や白斑が起こるリスクを抑えた治療が可能です。

シワ・たるみ

ポテンツァは、加齢や紫外線によるシワやたるみの改善にも効果が期待できます。シワやたるみができる原因の1つは、肌の真皮層のコラーゲンやエラスチンの減少です。コラーゲンが減少すると、肌のハリやツヤが徐々に失われます。

ポテンツァは、針を刺してRF（高周波）を照射することで、コラーゲンやエラスチンの生成を促すといわれています。施術を受けることで肌にハリが生まれ、シワやたるみを目立ちにくくする効果が期待できるでしょう。

ポテンツァの毛穴の施術はいつから効果が期待できる？

ポテンツァの効果は、施術後から1ヶ月ほどで効果が現れます。しかし、効果が表れるタイミングには個人差があります。また、1回の施術でも効果は期待できますが、3回ほど受けると肌が良い状態に安定してきます。

継続して治療する場合は、1〜2ヶ月に1回施術を受けることが望ましいとされています。施術のスケジュールや回数は、お悩みの症状や治療目的によって異なるため、担当の医師と相談して決定しましょう。

ポテンツァとダーマペンの違い

ポテンツァとよく似た治療法にダーマペンがあります。ここからは、ポテンツァとダーマペンの違いについて紹介します。

ダーマペン4

治療方法

ポテンツァとダーマペンの治療方法の違いは次の通りです。

ポテンツァとダーマペンは、どちらの施術もマイクロニードルを使って肌に小さな穴を開け、薬剤を浸透させますが、薬剤の浸透方法に違いがあります。ダーマペンは針を刺した後に、皮膚表面から薬剤を浸透させます。一方で、ポテンツァはドラッグデリバリーシステムが搭載されているため、薬剤を肌の奥に均一に浸透させられる点が特徴です。

治療できる毛穴の深さ

ポテンツァとダーマペンでは、治療できる毛穴の深さに違いがあり、ポテンツァの方が深い毛穴にも効果が期待できます。ポテンツァは、肌に針を刺したときにRF（高周波）を照射するため、毛穴に直接熱エネルギーを伝えられます。毛穴の周辺組織にコラーゲン生成を促すことに加え、皮脂腺にダメージを与えて皮脂の分泌を抑えられる点が特徴です。

一方、施術部位が狭く器具が当てにくい場合には、ダーマペンが適しています。ただし、ダーマペンにはRF（高周波）の照射がないため、軽度の毛穴であれば効果が期待できますが、深い毛穴の治療には不向きです。

適応症状

ポテンツァとダーマペンは、適応症状にも違いがあります。それぞれの治療で、改善が期待できる症状は以下の通りです。

ポテンツァは赤ら顔や肝斑の症状にも適応しており、赤ら顔の原因となる血管にアプローチし、新たな血管の生成を抑制します。また、RF（高周波）をメラノサイトに直接照射することで、メラニンの生成を抑えるため、肝斑の予防にも効果が期待できます。

費用

ポテンツァとダーマペンで費用がどのくらい異なるのか気になる方もいるでしょう。品川美容外科のポテンツァとダーマペン4の費用は以下の通りです。

※自由診療のため保険が適用されません

施術を継続して受ける予定の方は、費用を確認して継続ができる価格であるか確認しましょう。

当院へのご来院の流れ

▲品川美容外科のご来院の流れ
当院への来院の流れについて説明します。流れを頭に入れておくと、当日はスムーズに施術を受けられるでしょう。

医師とのカウンセリング

スタッフのヒアリングの後に、医師とのカウンセリングで毛穴の状態を確認します。お悩みや希望はできるだけ詳しく医師に伝えましょう。カウンセリングでは、治療法やどのような効果が期待できるのかなどを詳しく説明してもらえます。

施術前に不安なことがあれば、必ずカウンセリングの際に確認してください。医師の説明を聞いて、効果だけではなくリスクも理解したうえで施術を受けましょう。

洗顔

ポテンツァの施術では、メイクを落としてから施術をおこないます。メイクしている方は、クレンジングでメイクを落としましょう。洗顔料はクリニックに用意があります。

施術開始

メイクを落としたら肌に薬剤を塗って施術を開始します。施術中の痛みを不安に感じる方は、麻酔成分の入ったクリームを使用して施術することが可能です。施術は30〜90分ほどで終了します。

施術後

施術後は肌がデリケートな状態になっているため、施術箇所に触れないように注意しましょう。治療箇所が火照っている感覚が翌日まで続く可能性があります。施術後24時間はメイクができないため、ノーメイクで帰宅します。

施術当日はシャワーのみで、入浴は施術後24時間が経過すれば可能です。施術後1週間ほどは、以下の行動は控えましょう。

• 激しい運動
• 飲酒
• 日焼け

施術後に激しい運動や飲酒をすると血行がよくなり、内出血や腫れが長引く可能性があります。また、肌はデリケートな状態のため、日焼け対策は万全におこないましょう。

ポテンツァに関するよくある質問

最後にポテンツァに関するよくある質問に回答します。ポテンツァの施術を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。

ポテンツァは毛穴に効果ありますか？

ポテンツァは、毛穴の改善に高い効果があります。特に、ポテンツァのマイクロニードリング技術は、肌の深層までアプローチし、コラーゲンの生成を促進するため、毛穴の引き締めや改善に役立ちます。また、毛穴の詰まりや皮脂分泌のバランスも整え、毛穴の目立ちにくい肌へ導きます。

ポテンツァは何回くらいやったら毛穴に効くの？

ポテンツァの毛穴改善効果は、1回の施術でも効果を感じることができますが、より明確な効果を得るためには3〜5回程度の施術が推奨されます。施術の頻度は、1ヶ月に1回程度が理想的です。毛穴の状態や個人差によって回数は変わりますが、数回の施術で毛穴の引き締まりや肌の質感向上を実感できることが多いです。

ポテンツァで毛穴を小さくする方法は？

ポテンツァで毛穴を小さくする方法は、以下のステップを通じて行います。
 

マイクロニードリング：微細な針を使って肌に微小な傷を作り、これにより肌の自己治癒力を刺激します。この過程でコラーゲンが生成され、毛穴が引き締まります。 
RF（高周波）エネルギーの照射：マイクロニードリングと同時にRFエネルギーを毛穴の深部まで照射し、皮膚の再生を促進し、毛穴の開きを改善します。 
定期的な施術：毛穴の引き締まりを持続させるためには、定期的な施術が必要です。1ヶ月に1回程度のペースで継続することで、徐々に毛穴が小さくなります。

ポテンツァのいちご鼻は何回くらいやればいいですか？

いちご鼻（黒ずみや毛穴詰まり）の改善には、ポテンツァの施術を3〜5回程度行うことが推奨されます。いちご鼻は皮脂や古い角質が詰まることで毛穴が目立つ状態なので、ポテンツァによるコラーゲン生成と皮膚の再生により、毛穴の詰まりが解消され、黒ずみも改善されます。

ただし、いちご鼻の状態や個人差によって効果の現れ方は異なるため、必要な施術回数は人によって異なります。

施術を受けることで毛穴の開きが悪化することはない？

ポテンツァは、適切な治療を受けた場合、毛穴の開きに対して一定の効果が期待できます。施術を受けたことで、毛穴の開きが悪化する可能性は低いでしょう。

ただし、毛穴の黒ずみでお悩みの方は、毛穴に溜まった角質を落とす必要があるため、ポテンツァだけでは効果が期待できない可能性があります。

ポテンツァのダウンタイムはどのくらい？

ポテンツァは、ダーマペンやほかのニードル治療と比較するとダウンタイムが短いといわれています。ダウンタイムの症状は、以下の通りです。

• 内出血
• 腫れ
• 痛み
• かさぶた

ダウンタイムの症状や期間には個人差がありますが、多くの場合は数日でおさまります。ただし、ダウンタイム中に施術箇所に刺激を与えると、炎症が起こる可能性が高いため、施術後1週間ほどは安静に過ごしましょう。

ポテンツァの施術中の痛みはある？

ポテンツァの施術中は、熱による痛みを感じる可能性があります。おでこや鼻など、骨に近い部分に照射する際に痛みを感じる方もいます。

ただし、ポテンツァは肌に針を刺す深さとRF（高周波）の熱量の調節が可能です。痛みに敏感な方や不安に感じる方は、カウンセリングの際に医師に相談しましょう。

クリニック選びのポイントは？

クリニック選びの際は、カウンセリングで納得できる説明をしてもらえるかどうかを確認しましょう。現在の症状や希望を確認した上で、自分に合った治療を提案してもらえるクリニックを選ぶことをおすすめします。

また、メリットだけではなく、使用している薬剤や副作用のリスクなどの説明も重要なポイントです。不安や疑問に対して、親身に対応してもらえるクリニックを選びましょう。

毛穴の開きはポテンツァで改善を目指そう！

この記事では、ポテンツァの毛穴への効果やダーマペンとの違いについて解説しました。ポテンツァは、コラーゲン生成を促すことで、毛穴開きの改善に効果が期待できます。毛穴の大きさや深さ、肌の状態を確認して、細かく出力を調節することも可能です。ダーマペンとは異なり、ポテンツァはRF（高周波）を照射できるため、肌の真皮層まで薬剤を届けて、深い毛穴にも効果が期待できます。

※自由診療のため保険が適用されません

品川美容外科では、カウンセリングでお悩みや肌の状態を確認し、適切な施術を提案します。カウンセリングは無料で実施しています。毛穴の開きや黒ずみでお悩みの方や、ポテンツァを検討している方はぜひお問い合わせください。

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ポテンツァ

ダーマペン4