小鼻を小さくする方法とは？美容外科での治療法を解説

小鼻で顔の印象を決まる？！

いわゆる小鼻とは、鼻先の両側にある膨らんだ部分のことで、専門的には「鼻翼（びよく）」と呼ばれています。

小鼻自体はそれほど大きなパーツではありませんが、その形によって鼻の印象が大きく変わります。たとえば、小鼻が横に広がっていると、鼻全体が大きく見えたり、それによって男性的な印象を与えることがあります。また、鼻の穴が大きく見えてしまい（いわゆる「豚鼻」）、そのせいでつらい思いをする人もいます。

このような経験から、「どうにか小鼻を小さくしたい」という悩みを持つ人は少なくありません。中には、日々、メイクなどを工夫して、少しでも小鼻や鼻の穴を小さく見せる努力を重ねている人もいます。けれども、メイクだけで小鼻を小さく見せることは、決して簡単なことではありませんし、毎日行わなければいけないわけですから、ストレスにもなるでしょう。

そこで、こうした悩みを持つ人に選択肢の一つとして考えてほしいのが、美容外科での治療です。美容外科では、「小鼻縮小術」という手術を行っています。手術と聞くと怖いイメージがあるかもしれませんが、まずはどんな方法なのか、どのようなリスクを伴うのかを正しく知っておきましょう。

美容外科での小鼻縮小術

小鼻縮小術には大きく2つの方法があります。それぞれどのような方法なのか、見ていきましょう。

外側法

外側法は、小鼻の付け根部分の皮膚などを切除する手術法です。小鼻の外側を切り取るので、変化の分かりやすいことが特徴です。切除する範囲は人によって異なりますが、一般的には3～4mm程度です。傷は横のしわと同化するので、大きく目立つことはありません。

内側法

鼻の穴の内側からつけ根部分（鼻腔底）の皮膚を切除して、小鼻や鼻の穴を小さくする方法です。鼻の穴の皮膚を切るため、傷痕が目立たないことが大きなメリットです。小鼻の大きさよりも鼻の穴が気になる、という人に適した方法です。

実際にどちらの方法で行うのかは、鼻の状態や本人の希望などによって変わります。また、必要に応じて外側法と内側法を併用することがあります。さらに、最近では極細の糸や麻酔針を用いる方法も登場していて、よりダウンタイムを短くすることもできるようになってきています。カウンセリングの際に医師とよく相談しながら、ベストな方法を決めるようにしましょう。

小鼻縮小

小鼻縮小術を受ける上での注意点

小鼻縮小術は、治療にかかる時間も短く、ダウンタイムも比較的少ない治療法ですが、やはり手術ですので、注意点などを抑えておくことが大切です。

手術時間

手術時間はおよそ30分で、局所麻酔をして行います。入院は不要ですが、1週間後に抜糸を行うための通院が必要になります。

赤みや傷痕

赤みは1か月ほど続きます。傷痕は2～3ヶ月ほどすると目立たなくなります。

術後の症状

手術後は痛みが1週間ほど続くことがあります。また、腫れは数日～5日ほど続きます。痛み止めや化膿止めの内服薬が処方されるので、医師の指示に従って服用しましょう。

このほか、内出血は2週間ほど続く場合がありますが、メイクでカバーすることは可能です。

このほかにも注意点がありますので、事前にしっかり説明を受け、守るようにしましょう。

鼻にコンプレックスがある人は美容外科で相談を

今回は、小鼻を小さくする方法をご紹介しましたが、あなたのお悩みに小鼻縮小術が有効かどうかは、診察を受けてみないとわかりません。

というのも、小鼻縮小術ではなく、ほかの治療法で悩みが解決することも少なくないからです。美容外科には、鼻筋を通す治療、鼻先を小さく見せる治療、鷲鼻の修正をはじめ、鼻の形を変える治療法など、たくさんの方法があります。

納得のいく方法を探すためにも、鼻にコンプレックスがある人は、美容外科などに相談することも考えてみてくださいね。

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まとめ

• 「小鼻」とは、鼻先の両側にある膨らんだ部分のことで、専門的には「鼻翼（びよく）」と呼ばれている
• 小鼻の形によって鼻の印象が大きく変わることがあり、人によってはコンプレックスになることも
• 美容外科では、「小鼻縮小術」という手術が行われている
• 小鼻縮小術は大きく外側法と内側法とがある
• 外側法は、小鼻の付け根部分の皮膚を中心に切除する手術法で、小鼻の外側を切り取るので、変化が分かりやすい
• 鼻の穴の内側からつけ根部分（鼻腔底）の皮膚を切除する方法で、鼻の穴の大きさが気になる人におすすめ
• 内側法は傷痕が目立たないことが大きなメリット
• 外側法と内側法を併用することもある
• 手術時間は30分ほどで局所麻酔をして行う
• 入院の必要はないが、1週間後に抜糸を行うために通院することになる
• 手術後の赤みは1か月ほど続き、傷痕は数か月で目立たなくなる
• 手術後の痛みは1週間ほど、腫れは数日～5日ほど続く
• 内出血は2週間ほど続くこともあるが、メイクでカバーすることは可能