あなたの周りに、パーツが派手なわけではないのに若く、美人な印象の人はいませんか?逆に、目や鼻といったパーツは美しいのに、なんとなく垢抜けなかったり、実際の年齢より老けて見える人はいませんか?
実は、顔の印象というのは一定のバランスで決まります。
今回は、他者から美しく見られるカギとなる、顔の黄金比や輪郭の大切さについてご説明したいと思います。
顔のバランスが人に与える印象
年齢よりも幼く見られたり、反対に老けて見られたりと、人のイメージは顔立ちやメイク、服装、姿勢などさまざまなポイントが関わってきます。
そのなかでも、特に顔の輪郭はその人の印象を大きく左右するようです。
たとえば、どんな赤ちゃんも、顔は丸く、顔は目が大きく見えるため、可愛らしく感じます。
これは、下あごが十分に発達していないために、顔の面積に対し目の比率が大きく見えるためです。
成長とともに下あごは発達して、大人になると顔は長くなります。そして、人によって丸型になったり逆三角形になったり、さまざまな顔の形になります。
また、年齢を重ねるごとに筋肉がたるんでフェイスラインが変化したり、しわが増えたりといった現象が起こり、他者にその人のイメージを印象づける要素となります。
輪郭や顔のパーツの位置などは生まれ持ったものですが、加齢による変化は努力によって最小限に留めることが可能です。また、表情やメイクなどで輪郭の見せ方を変えることで、他者に与える印象を自分が思い描くイメージに近づけられるでしょう。
顔の黄金比から見る美人の条件とは
ところで、一般的に美人とされる顔とは、どのような特徴があるのでしょうか?
実はいま、美人の顔の条件として“顔のバランスのよさ”に注目が集まっています。
近ごろ美容雑誌などでもよく取り上げられるのは、顔の「黄金比率」と言われ、顔の縦や横の理想的な比率を統計的に割り出したものです。例えば以下のようなポイントがあります。
顔の縦のバランス
髪の生え際から眉頭の下:眉頭の下から鼻の下:鼻の下からあご先」が1:1:1である。
顔の横のバランス
顔の横幅の一番広いところが、目の横幅の5倍である。
顔の下半分のバランス
鼻下からあごを結んだラインの中央に下唇の下のラインがある。
鼻下から唇の中心までのライン・唇の中心から顎までラインが「1:2」の比率。
もちろん、美人と言われる人がすべてこうした黄金比率にあてはまるとは限りません。
さらに、最近はパーツの配置だけではなく、輪郭や顎のラインも顔の印象を大きく変えることが注目されています。
美人を目指すためには、生まれ持った顔の個性を活かしつつ、たるみなどの衰えを予防し、メイクや美容医療などでバランスを整えることが有効と言えます。
顔の下半分が美人な印象を作る
若いころはキュッと引き締まっていたフェイスラインがたるんだり、頬の位置が下がったり、鼻の下が長くなったり…加齢による顔の変化によって、とたんに老けた印象になってしまうことがあります。特に、頬から顎にかけて、顔の下半分の印象は大きいものです。
根本的な対策として意識したいのは「たるみの予防」です。
数年前といまの自分の顔写真を見比べてみてください。体重の増減が大きい場合などはのぞきますが、少しずつ口や顎、頬、目のまわりなどがたるんできてはいませんか?
他の筋肉と同じように、顔の筋肉も加齢とともに衰えていきます。とくに、終日デスクワークでディスプレイとにらめっこばかりで、人と話したり笑ったりする機会が少ないという方は要注意。意識して顔の筋肉を鍛えるトレーニングを取り入れましょう。
顔の筋肉を意識的に動かして「あ、い、う、え、お」とゆっくり発音するだけでもトレーニングになります。1日数回行うと良いでしょう。
顔のたるみのリスクは日常の中にも
さらに、なにげない生活習慣もたるみや老け顔の原因となってしまう可能性があります。たとえば、一日中パソコンやスマホを見ていると、下を向いている時間が長いためたるみの原因になります。加えて血行が滞ったり、肩こりやむくみを招いたりすることにもつながります。
ほかにも、最近では食事の時に噛む回数が少ないという人が多いようです。
テレビやスマホを見ながら食事をすることで「噛む」という意識が少なくなるのでしょう。しかし、口の周りにはたくさんの表情筋があります。
噛む回数が少ないと、それらの筋肉も衰えてしまいます。
顔のトレーニングと並行して、パソコンやスマホを使い続けるときの姿勢に気をつけ、一日3回の食事でよく噛んで食べる。これだけでも、フェイスラインを引き締め、小顔を目指すことができます。こうした日々の積み重ねが若々しい顔の輪郭を保ち、バランスのよいメリハリ顔を育むのです。
美容医療でも黄金比に注目!
バランスのよい顔を目指すことについては、美容医療の世界でも注目が集まっています。顔の立体感やメリハリを出したい人、のっぺりとした印象の顔が気になる人にすすめられる方法に、頬にヒアルロン酸を注入してふっくらさせ、立体感を出す施術などがあります。
頬の位置が高くなると、あごが小さく見えるため、全体のバランスを整える効果が期待できます。
施術名:ハートチーク:ヒアルロン酸注入でホホにボリュームを出す治療。 17,670円
【リスク・副作用】内出血:注入後に内出血(青み)、浮腫、軽度の疼痛が1~2日位。 お問い合わせ:0120-713-900 |
顔にメリハリがほしい、老けてみられるのを何とかしたい…とお悩みの方は、日々の努力を積み重ねつつ、専門の美容外科などに相談してみるのも手段のひとつでしょう。
顔の黄金比:まとめ
- 顔の輪郭は、その人の印象を大きく左右する
- 美人の顔の条件として、バランスのよさに注目が集まっている
- 美人を目指すには、たるみなどを予防し顔のバランスを整えることが大切
- メリハリ顔を目指す手段のひとつはメイクの工夫
- 根本的な対策としては、日々の積み重ねでたるみを予防することが重要
- 美容医療の力で、バランスのよい顔を目指すこともできる
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