毎日、忙しく過ごしている現代の女性。
「美容やメイクを少しでも短時間で済ませたい」と思っている人もいることでしょう。最近では、「時短美容」や「ながら美容」などというコトバもよく聞きます。
そこで今回は、時短美容に方法についてみていきます。
女性のメイクに対する傾向
“普段のメイクは「面倒」「時間をかけたくない」”
女性たちは毎日のメイクについてどのように感じているのでしょうか。
株式会社ナガセ ビューティケァは、20~60代の働く女性を対象に、メイクに関するアンケート調査を実施しました。
(調査期間:2016年7月7・8日)
調査の結果、「メイクの時間をできるだけ短くしたい」「もっと簡単にメイクを済ませたい」とういう意見が過半数以上を占めました。
毎日忙しい女性たちは、「メイクに時間をかけることなくきれいになりたい」そう考えているのではないでしょうか。では、世の女性たちはメイクにどれくらいの時間をかけているのでしょうか。
品川スキンクリニック公式Twitterにて実施したアンケートでは、トータルのメイクにかかる時間は10~30分が一番多いという結果になりました。
毎朝30分以上メイクに時間を割くのは、忙しい女性にとっては難しいのかもしれません。
また、パーツごとにかかる時間は、ほぼ同率でベースメイクとアイメイクに一番時間がかかる とういう結果になりました。ベースメイクは肌トラブルをカバーし肌をきれいに見せるために必要不可欠ですので、しっかりとつくり込んでいる方が多く、アイメイクはお顔の印象を決める重要なパーツで、尚且つアイシャドウやアイライン、マスカラなど工程が多いパーツなので、時間がかかるようです。
特に、肌トラブルでお悩みの方や一重まぶたで悩んでいる方は、メイクに時間がかかるのではないでしょうか。
そんなメイクにかかるストレスを軽減する便利なアイテムをご紹介いたします。
メイク時間を軽減する美容アイテム
オールインワンゲル
オールインワンゲルとは、化粧水・乳液・美容液・クリーム・美容マスク・化粧下地などの複数の機能を持ったスキンケア製品のことを指します。
一度に複数のケアができることから時短美容を可能にしてくれます。ただし、敏感肌や乾燥肌の方には保湿力が足りなかったり、配合されている成分に気を付ける必要があります。
オールインワンシートマスク
こちらもオールインワンゲルと同様に複数の機能があるシートマスクで、洗顔から化粧下地の役割をこなしてくれるものもあり、特に忙しい朝には嬉しいアイテムです。
BBクリーム・CCクリーム
アンケートでも時間がかかると回答が多かったベースメイク。ベースメイクが時短できれば忙しい朝も少し楽になるかもしれません。
BBクリームやCCクリームは日焼け止め・化粧下地・ファンデーション、メーカーによってはコンシーラーの役割が1つのアイテムで済むので、普段使いはもちろん旅行などにも便利です。
一般的にBBクリームはカバー力があってマットな仕上がり、CCクリームはカバー力がナチュラルでツヤっぽい仕上がりになります。
最近ではクッションタイプで手を汚さずに使用できるものもあり、持ち歩きに便利です。
眉毛ティント
色素を定着させるメイクアップアイテムで、3~7日洗顔をしても落ちにくく、汗や皮脂に強いので海やプールの時にも便利です。旅行の前日に眉毛ティントをしておくのもおすすめです。
チーク&リップ
チークとリップは血色を出すパーツです。この2パーツのトーンがあっていると血色良く健康的に見え、さらに同じカラーを使用するだけで顔全体に統一感が出て小顔に見えます。
クリームタイプかリキッドタイプが多く、どちらも指でスタンプを押すようにポンポンと重ねていくだけで簡単に血色感を演出できます。
このように時短アイテムは様々な種類があり、荷物を減らすことができるため大変便利ですが、便利であるがゆえに含まれている成分に気をつけなくてはいけません。
オールインワンの機能を果たすために、肌の負担になるような成分が入っている場合がありますので、心配な場合は使用する前にパッチテストを実施するなどしてから使用するようにしましょう。
医療機関を利用する
根本的なお悩みを改善することで美容にかける時間は短縮されます。
そこで、美容医療でのお悩み解消方法をご紹介します。
お肌のお悩みを改善してベースメイクを時短する
先程のアンケートでも時間がかかるパーツとなっていたベースメイク。シミやそばかす、ニキビ・ニキビ跡など、ベースメイクは肌の悩みをカバーする目的でもあるので、そのお悩み自体を解消することでメイク時間の短縮につながります。
また、肌トラブルの改善に市販のスキンケア製品では効果を実感できなかった方も、是非医療機関を利用してみてください。
目元のお悩みを改善してメイク時間を時短する
目元のメイクに時間がかかる方は、一重に悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
「ぱっちりした目元」を目指して様々な二重形成のアイテムを使用しているかもしれません。しかし、二重形成テープや二重のりを長年使用していると、まぶたの皮膚がたるみやすくなり皮膚が伸びてしまうこともあります。
現在ではメスを使用しないプチ整形が主流で、糸で止める埋没法はダウンタイムが少ないのも特徴です。
埋没法にも様々な種類があるので、お悩みや予算、ダウンタイムについて、まずはカウンセリングを受けてみはいかがでしょうか。
自分に合った美容法を見つけるとメイクや美容にかける時間が楽しくなってきます。
これまでご紹介してきた時短美容と美容医療を参考に、是非自分だけの美容法を見つけてみてください。
時短美容と美容医療のまとめ
- 時短アイテムは多くの成分を含んでいるため敏感肌や乾燥肌の方は注意が必要
- 時短アイテムを使用するほかにも美容医療という選択肢もある
- ベースメイクの時短には皮膚科治療を利用すると良い
- アイメイクの時短には二重埋没法を利用してみるという選択肢もある
- 美容医療を受ける際は事前にカウンセリングでしっかりと悩みや不安を解消することが重要
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