210105_SBN_logo_pink.svg

ks001.jpg

冬から春にかけてのこの季節、肌の乾燥が気になるという方は多いのでは?肌が乾燥すると、お化粧のノリが悪くなるだけでなく、くすみや毛穴が目立ってしまい、お顔が老けて見えてしまうことも。「乾燥肌」はよく耳にする言葉ですが、そもそも「乾燥肌」とはどのような肌の状態を指すのでしょうか。今回は、乾燥肌対策として効果的なスキンケアの方法をご紹介します。

そもそも乾燥肌とは?

そもそも乾燥肌とは?

乾燥肌とはドライスキンとも呼ばれ、角質(皮膚の一番外側にある層)の中の水分が蒸発してしまっている状態をいいます。さまざまな原因により、皮脂分泌量や細胞間脂質、天然保湿因子などが不足して乾燥肌の状態が続くと、皮膚は柔軟性がなくなり小じわができてしまいます。さらにそのままケアをしないと、深いしわの原因にもなっていきます。また、乾燥によって肌の新陳代謝(ターンオーバー)が乱れ、老廃物が排出されず、シミとして肌に残ってしまいます。

下記の項目で4つ以上当てはまる人は、乾燥肌の可能性が高いといえるでしょう。

  • 冬場はお化粧のノリがよくない
  • カサカサで粉を吹いている感じがする
  • 洗顔後に肌がつっぱる感じがする
  • ツヤが見られない
  • くすみが目立つ
  • かゆみがある
  • ハリがない

乾燥肌の原因とは?

乾燥肌の原因とは?

乾燥肌は、血行が悪くなったり、皮脂や汗の分泌が減少したりすることで引き起こされますが、そんなお肌の変化が起こりやすくなる季節は秋ということをご存知でしたか?

実は、秋〜冬の肌は、夏の間に蓄積された紫外線によるダメージや、気温・湿度の低下など気候の影響を受けて変化し、乾燥しやすくなっているのです。その他にも、日常生活の中には色々な乾燥肌の原因があります。

水分不足

人間の身体の50~60%は水分です。デスクワークなどであまり水を飲まずにいると、知らず知らずのうちに体内の水分が不足して血行が悪くなり、栄養が肌の隅々まで行き渡りにくくなってしまいます。そうなると肌のターンオーバーも乱れ、乾燥肌を引き起こします。

1日に摂取するべき水の量は生活レベルにもよりますが概ね2~3リットルと言われています。水の摂取は食物由来がおよそ20%から30%、残りが飲物で70%から80%であることから、水分補給として1日1.5リットル程度を目安に飲むようにすると良いでしょう。

間違ったスキンケア

洗浄力が強すぎるクレンジング剤や洗顔料を使っていると、肌のバリア機能が低下して乾燥肌を招きます。また、肌寒いからといって熱いお湯で顔を洗うと皮脂膜が洗い流され、乾燥しやすくなることがあります。洗顔料を低刺激なものに替える、顔を洗うのは水かぬるま湯にするなど、肌をいたわりながらケアをしましょう。

睡眠不足

寝る直前までゲームやスマホの画面を見ていると、脳が興奮して寝つきが悪くなってしまい、睡眠不足を招きます。また、休日になると夜更かしをしたり、昼まで眠っている…という生活は、生活リズムやホルモンバランスの崩れを招き、肌にもよくありません。

決まった時間にしっかりと眠ることが大切です。

乾燥肌の対策は?

乾燥肌の対策は?

乾燥肌を予防・改善するための対策をご紹介します。

温度と湿度を適切に保つ

空気の乾燥は、乾燥肌を悪化させてしまいます。室内では湿度が50%を下回らないように加湿器を使って湿度を保ちましょう。暖房や冷房も空気を乾燥させるので、加湿器の併用が有効です。

オフィスでの乾燥対策として、ミスト状の化粧水を使って保湿をするという人もいるかもしれません。ただし、普通の化粧水をスプレーするだけでは逆効果で、蒸発する際に肌の水分も奪われてしまいます。普段のお手入れと同様に、クリームや乳液などの油分で防ぐことが必要です。

質のよい睡眠をとる

眠りに就いてから3時間の間に成長ホルモンが盛んに分泌され、肌の再生が促されます。ですから、眠り始めの3時間にいかに良質な睡眠をとれるかが重要です。
そのためには、寝る1時間前からPCやスマホの液晶画面は見ないようにすると良いでしょう。また、睡眠時間を最低6時間は確保し、あまり時間がないときもできれば90分間を1サイクルとして、その倍数の時間眠るようにすると良いでしょう。

乾燥肌を改善する食事は?

乾燥肌を改善する食事は?

毎日の食事は美肌作りに寄与します。栄養バランスが偏った食事は乾燥肌を引き起こしますので、3食をバランスよく摂ることが大切です。

皮膚を健やかに保つビタミン類、タンパク質をしっかりと摂りましょう。

積極的に摂りたい栄養素

・ビタミンA:抗酸化作用があり、肌の新陳代謝を整える
       人参、ほうれん草、かぼちゃ、モロヘイヤ、パセリ、豆苗など
・ビタミンC:抗酸化作用があり、皮膚を健やかに保つ
       いちご、ブロッコリー、赤パプリカ、アセロラ、グァバ、ブロッコリーなど
・たんぱく質:ビタミンの働きに欠かせない
      鶏豚牛肉類、魚類、卵類、大豆製品、乳製品

セルフケアや食事の改善、生活習慣の改善を続けているのに、なかなか効果が見られないときは、美容外科や美容皮膚科で相談してみるのもよいでしょう。

内服薬や外用薬による治療のほか、肌の潤いを取り戻すことを目的とした、アミノ酸・ビタミン・ミネラルなどの美容点滴、再生医療の過程で生成された有効成分を注入する美肌注射などの施術には、乾燥肌だけではなく、シワやくすみなど肌トラブルの改善やエイジングケア効果も期待できます。短時間で効果を実感したい方にもおすすめの治療です。

品川美容外科・品川スキンクリニックではカウンセリングが無料です。ご相談だけでも気軽にお受けいただけますので、乾燥肌にお悩みの方は是非一度ご相談ください。

文/品川美容スタッフ

category