眼瞼下垂 :
開きづらいまぶたを治療し、視野障害を改善する施術 189,630円(税込208,600円)~452,720円(税込498,000円)
【副作用・リスク】ハレ/痛み:1~2週間位 内出血:1~2週間位 傷跡:1ヶ月位 通院:5~7日後(抜糸)
(Tel: 0120-198-900)
手軽に二重になれるアイプチですが、アイプチにはまぶたがかぶれてしまうリスクがあるのをご存じでしょうか。
今回はアイプチやアイテープで目がかぶれてしまうメカニズムとその対処法、そして理想的な二重まぶたの作り方について詳しく解説します。
品川美容外科・品川スキンクリニックでも「アイプチでまぶたがかぶれてしまいました。どうしたらいいですか?」というご相談をいただくことがあります。
アイプチの成分の中には接着剤が入っており、使用することでかゆみや腫れ、かぶれを引き起こしてしまう可能性があります。
アイプチの接着成分として「ゴムラテックス」や「アクリル系接着剤」「ポリ系接着成分」が広く使われていますが、中でもゴムラテックスとアクリル系接着剤の2つは、特に注意が必要です。
この成分は、接着材や手袋・絆創膏など、生活の中でも幅広く使用されていますが、人によってはアレルギー反応でかゆみや腫れを引き起こします。
普段、絆創膏を貼ったところや衣服の刺激でかゆみを感じやすい方、日頃からお肌が乾燥してアトピーの症状がある方などは、元々アレルギー反応が起きやすい可能性が高く、日常的なアイプチの使用はおすすめできません。
まぶたの皮膚は非常に薄く、頬のあたりの皮膚に比べて3分の1程度の厚みしかない、デリケートな部位です。
その認識がないまま、多くの方が薄いまぶたに毎日アイプチを使用しています。
さらに、アイライナーやアイシャドウ、マスカラなどを重ねると、皮膚呼吸が充分にできない状態となり、まぶたにとっては非常に過酷な環境になります。
そのような状態では、デリケートなまぶたは接触性皮膚炎(かぶれ)を起こしてしまう可能性が高くなります。
そのかぶれを隠すために、常時アイプチやメイクをしてしまいますとさらに雑菌が増え、より強い炎症を引き起こしてしまう可能性もあるのです。いわば「傷口に塩を塗っている」ような状態ですね。
まぶたの皮膚が伸びてしまうとシワやたるみの原因に繋がります。マッサージやシワ改善を促す薬用化粧品などがありますが、時間の経過とともにもとに戻ってしまいます。
そのため、一度伸びてしまったまぶたの皮膚は戻すことができません。伸びてしまったまぶたの皮膚を改善させるには、二重整形や伸びてしまった余分な皮膚を除去する施術を受けることが改善の近道になります。そこで今回は、当院で行うことが可能な施術をご紹介します。
埋没法とは、まぶたを切ることなく二重のラインを作る施術です。 まぶたの内側を医療用の細い糸で縫い留め、数ヶ所に結び目を作ることで二重のラインを作ります。 治療の際には、まぶたの状態によって縫い留める部位を調整します。
また万が一、二重のデザインに納得がいかない場合はやり直しが可能です。埋没法はまぶたを切開しないため、切開法に比べて、腫れのリスクが低いのが特徴です。術後のダウンタイムは通常2日〜1週間位ほどありますが、次第に軽快します。仕事が忙しく休みを多く取れない社会人や、多忙な学生にもおすすめです。
切開法とは、まぶたを切開して二重を作る施術です。埋没法との違いは、二重まぶたを作る際に余分な皮膚や脂肪を除去するため理想の二重ができやすくなるだけでなく、腫れぼったいまぶたを改善することができます。また二重のラインを切開して作るため、ダウンタイムが埋没法に比べて長い反面、半永久的に持続することができます。
切開法はくっきりと安定した二重をつくるだけでなく、その他のお悩みも同時に解決することが可能です。
上まぶたの脂肪取り(上瞼脱脂術)とは、目の上に小さな穴をあけて、上まぶたの脂肪を取り除く施術です。まぶたの腫れぼったさを解消し、目を大きく見せることができます。皮膚を大きく切開しないため、腫れや内出血といったダウンタイムが短いのがメリットです。
まぶたの脂肪が厚く埋没法の糸が取れやすい方、腫れぼったいまぶたを自然な二重にしたい方など、余分な脂肪を取り除くことで理想の目元に仕上げることができます。
眉下リフトとは、加齢や眼輪筋の衰えの他、アイプチなどでたるんで厚ぼったくなったまぶたを、眉の下側の皮膚に沿って切開し余分な脂肪を取り除いて改善する施術です。眉毛の下を切開するため、傷跡が眉毛と同化するため目立ちにくいのが特徴です。まぶたの余分な皮膚を除去することで、まぶたの開きがよくなります。
二重まぶた手術をすれば、二重になり、アイプチをする必要がなくなるのでかぶれも治りますが、気軽に受けられるものではないと思います。
・費用面
・家族の理解
・周囲にバレないかどうか
・手術直後のダウンタイム(腫れ・内出血など)
など、今の日本がいくら「美容整形」にポジティブな世の中になってきたとはいえ、実際に自分が受けるとなると、その際のハードルや関門はいくつかあるでしょう。
そこで、まぶたの炎症を改善するための対処法をご紹介します。
本来であれば「かぶれている」原因を取り除くような根本的な治療をするべきでしょう。
しかしそれは、「アイプチをやめる」ということです(もしくは「ゴムラテックス」や「アクリル系接着剤」が使用されていないアイプチやアイテープを使用することですね)。
現在、炎症を起こしているのであれば、再生を炎症が治まるまでは「ステロイド」で炎症を抑えて、「ワセリン」や「ヒルドイド」などで保湿をしながら皮膚を保護することをおすすめします。
品川美容外科・品川スキンクリニックではヒルドイドのジェネリック品「ヘパリン類似物質」を処方しています。
ヒルドイド(ヘパリン類似物質)は長時間肌を保湿しますので、レーザー治療(医療レーザー脱毛やレーザートーニング等のシミ取り)などを受けたあとの保湿・血行促進作用・傷の治癒を早める効果があります。また、ひどい乾燥肌の方にも、この軟膏はおすすめです。
しかし、「アイプチ」や「アイテープ」の長期的な使用は、まぶたにとても負担がかかっているため、最善の選択肢ではありません。
一見手軽で安全に見える方法が、実はとてもリスクがあるということを理解しておいてほしいのです。
アイプチの長期使用者には、個人差はありますが以下のようなケースが見受けられます。
まぶたの同じところをのりで接着して引っ張り続けていますので、皮膚の持つ伸縮性により伸びやすくなります。
まぶたが炎症を繰り返すことで、肥厚化(肥えたり腫れたりして厚くなること)しやすくなります。
かゆくて痛いのはつらいですね。それでもアイプチをやめられない方が多いようです。
また、皮膚が回復する際にボロボロと組織がはがれ、まぶたがガサガサになってしまうこともあります。
患者様からよく「まぶたがたるんでいると二重の手術はできない?」と聞かれることがありますが、これに関してはケース・バイ・ケースと言えます。
二重の手術の方法には、糸で二重を作る「埋没法」と切開して二重のラインを作る「切開法」という方法があります。
特にまぶたの皮膚のたるみが強い場合には、切開法により切開して、余分な皮膚を取り除きながら二重を作ります。
ですが、切開法はダウンタイム(回復までの時間)が長いため、埋没法を希望される方がほとんどです。
今回は、実際にアイプチでかぶれてしまったまぶたの患者様の二重の手術を、写真とともにご紹介します。
この方はすでにかなりの炎症を起こしており、また、「眼瞼下垂」の状態でした。
アイプチの使用による強いかぶれとかゆみで目をこすりすぎて瞼板(けんばん)が外れたり、アイプチによるかぶれから皮膚がたるんでしまうことも眼瞼下垂の原因となります。
その場合は、眼瞼下垂を治療しながら二重を作るという、2つの施術を同時に行う必要があります。
眼瞼下垂 :
開きづらいまぶたを治療し、視野障害を改善する施術 189,630円(税込208,600円)~452,720円(税込498,000円)
【副作用・リスク】ハレ/痛み:1~2週間位 内出血:1~2週間位 傷跡:1ヶ月位 通院:5~7日後(抜糸)
(Tel: 0120-198-900)
1ヵ月後にはきれいな二重のラインになったのが分かります。アイプチいらずになり、アイプチのかぶれも改善しました。
ちなみに眼瞼下垂になる原因は、遺伝的なもの(もしくは生まれつきまぶたを引き上げる筋肉が弱い)と、後発的なもの(前述のように目を強くこすりすぎて瞼版が外れたなど)の2種類がありますので、年齢などはあまり関係ありません。
以上、アイプチかぶれと治療法、二重まぶたについての解説でした。
もし、アイプチでかぶれやかゆみなどの症状が感じられた場合は、お気軽にご相談ください。
この記事の監修ドクター
品川美容外科 渋谷院
和田 哲行医師
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