季節に限らず乾燥はつきもの。気が付くとお肌がカサカサ・・と感じる方は多いのではないでしょうか?お肌が乾燥すると、透明感も失われ、毛穴やくすみが目立ち、小さなシワが作られやすくなります。
ここではお肌の乾燥の原因と、当院スタッフおすすめのうるおいツヤ肌メニューをご紹介します。しっかりケアをして、素肌に自信が持てるうるツヤ肌を目指しましょう!
Checklist
お肌のうるおい不足度を
チェック!
一時的な乾燥肌
(水分が不足)
一時的な乾燥肌を防ぐためには
日々の正しいスキンケアと生活習慣が大事!
表皮の水分不足によってお肌のバリア機能が低下してしまい起こることが主な原因です。入浴後や洗顔後などに、お肌にカサカサとした乾燥以外につっぱり感を感じます。化粧水を塗るなど保湿によるスキンケアで改善します。
お肌の一番外側の層である「角質層」は肌の水分量を一定に保ち、さらにお肌を外部刺激から守る「バリア機能」が備わっていますが、これが正常に働かないとお肌内部の水分や油分の量が不安定になり、お肌から潤いが失われカサカサとした乾燥肌になってしまうのです。
お肌のカサカサは皮膚の乾燥が主な原因!
バリア機能が正常に働いていると、新しい細胞が入れ替わるといった皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)が規則正しいサイクルで行われます。しかし、生活習慣の乱れやストレスなどによってターンオーバーが乱れてしまうと、バリア機能が低下して肌の水分・油分が蒸発しやすい状態になります。長期間にわたるターンオーバーの乱れはセラミドの不足に繋がり、乾燥肌を作り出す大きな要因となります。
角層細胞間の50%以上を構成する主要成分であるセラミドは、お肌のバリア機能をサポートし、乾燥から守るうるおい成分です。角質層のセラミドが不足すると、バリア機能の低下により、紫外線やの外部刺激を受けやすい状態になります。このまま放置すると、角質層の水分がどんどん外へ蒸発するので、肌が乾燥してカサカサした状態になります。
様々な乾燥肌の原因と正しい対策とは?
加齢による肌の水分の低下
加齢による肌質の変化
パックや保湿剤などでしっかり保湿をする
誤った洗顔方法
ゴシゴシと力まかせな洗顔
肌の潤いを守りながら優しく洗顔する
自分の肌に合わないスキンケア
誤ったスキンケア
成分が悪いものや肌に合わない化粧品は控える
不規則な生活習慣
不規則な生活習慣喫煙や睡眠不足
禁煙・禁酒・睡眠不足など悪い習慣を見直す
冷暖房による空気の乾燥
一年中エアコン風を使用
冷房・暖房に長時間晒されないようにする
慢性的な乾燥肌
(水分と油分が不足)
慢性的な乾燥肌を防ぐためには
定期的なお手入れと
徹底したホームケアが大事!
一年中いつも肌がカサカサと乾燥している場合、お肌の水分だけでなく油分も不足しています。お顔(ホホや目周り、口周り)以外に、身体でも特に皮脂分泌の乏しいすね、ひじ、膝、なども乾燥しやすい部分です。
バリア機能が低下して外からの刺激に敏感な肌は、空気の乾燥する寒い季節には痒みを感じやすくなり、炎症や湿疹などお肌のトラブルを引き起こすことも。
これら乾燥による湿疹は睡眠中に無意識に掻きむしったりしてさらに悪化するケースが多くあります。肌の水分や油分が不足した慢性的な乾燥は「ドライスキン」と呼ばれます。このような慢性的な乾燥肌はスキンケアではなかなか治りませんので、定期的な皮膚科治療と徹底したホームケアを同時に行うことが最も大事です。